モニターの取付(ワゴンR/MC21S)
2020/05/24
まずシステム構成を決めるにあたり、カメラ映像を見るためのモニターをどこに取り付けるか決めます。
このワゴンRのダッシュボード周りを見てみましょう。
モニター取り付け位置の候補
- エアバックが付いていないので助手席側の物入れ
- 2DINオーディオスペース
- エアコン吹き出し口
- ダッシュボード中央の小物入れ
- メーターフードの上
- Aピーラーのサイド
- サンバイザー
- ルームミラー
この中から「サンバイザー」「ルームミラー」は、カメラ映像を見るには適当な位置でないと思うことから除外。
次に2DINオーディオスペースもオーディオの交換が必用になることと、見づらい位置なので除外。
ということでオンダッシュタイプのモニターを残りの候補位置へ一つ取り付けることにします。
システム構成
モニターの種類と数が決まったところで、システムを構成を決めました。
カメラ等の名称 | 機種名 |
フロントカメラ | カメレオンeye(アイ) BCAM4Y |
サイドカメラ | HCE-C90S |
リアカメラ | トップ眼(BCAM5) |
モニター | 薄型7インチオンダッシュモニター |
AVセレクター | CE-AV4S-01-DC |
モニターを仮置き
モニターが届いたので早速、ベストな位置を探しました。
ダッシュボード中央の小物入れ
ここが一番見やすい位置ですが、斜め前方の視界が悪くなってしまい、保安基準に適合しない可能性もあります。
また今回は7インチを選択しましたが、5インチくらいなら問題ないかもしれません。
メーターフードの上
この位置もモニターが見やすいですが、前方の視界を塞ぐ形に。
Aピーラーのサイド
意外とAピラーが太いので、もう少し小さいモニターなら可能性は出てきますが、今回はパス。
でも助手席側に5インチくらいのモニターを設置して、サイドカメラの映像を出したら面白いかも。
助手席側の物入れ
運転席側にモニターを向けるのが難しいので、パスです。
エアコン吹き出し口
エアコンのスイッチを操作するのに少し邪魔になるかもと思いますが、7インチモニターであれば、この位置がベストだと判断しました。
ということで、エアコン吹き出し口を利用するためのスタンドを追加で手配です。
モニター取り付け作業
必要なカメラ類が揃ったところで、モニター(ディスプレイ)の取り付けからスタートします。
今回取り付けるモニターは、液晶王国で購入した薄型7インチオンダッシュモニターで、取り付け位置は、エアコンの吹き出し口(中央助手席側)です。
1-1.ベースプレート
セイワのエアコンTVスタンド2(P118)の本体上部のビスを付属の六角レンチで取り外します。
1-2.ベースプレート
ベースプレート表面に付属のスポンジクッションを取り付けます。
1-3.ベースプレート
クリップからクリップナットを取り外し、エアコンの吹き出し口にクリップを取り付けます。
1-4.ベースプレート
ベースプレート左右のクリップスロットにクリップを差し込みます。
1-5.ベースプレート
2カ所のクリップの先にクリップナットを時計回りに回して、しっかり締めつけて固定します。
2-1.ルーバー
ルーバーに固定したベースプレートに本体内側をひっかけたまま上部をはめ込みます。
2-2.ルーバー
1-1で取り外したビスを元に戻し、ベースプレートと本体をしっかり固定します。
3-1.モニター
モニターのスライドレールに本体レールガイドを差し込み、ステー部裏側のダイヤルを回して仮止めします。
3-2.モニター
本体サイドのロックノブ、本体下側の固定ダイヤルなどを緩めて、運転席から見やすい位置に調整し、最後にしっかりと各ダイヤル等を締めこんで、モニターの角度を固定します。
4.電源ケーブル
アクセサリー電源、アース、バック信号を接続しますが、今回はフロントカメラとバックカメラの配線作業と並行して行うので、取りあえずモニターの取り付けはここまで!
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